生命保険 見直しを重視するポイント
これまでの保険業界は、保険会社とその代理店によって成立しており、こうした事業者の活動は、当然のことですが、自らの商品・自らが扱う商品の販売を目的にしています。
したがって、公正な比較という機能はもっぱら書籍や雑誌の評論等により行われてきました。
今この瞬間からでも、丹念に時間をかけて何冊かの本を読み、読者のコメントを注意深く聞き、保険会社各社の商品の説明書を読めば、保険商品に関する理解を深めることができると思います。
しかし、現実の生活の中で、そこまで真面目に保険を勉強してから保険に加入する人の数は、ごく少数にとどまっています。
消費者は、これまでは十分に比較検討して保険を選んでいなかったと考えられます。
制度金融としての規制を受けている保険業の特徴からくるものですが、実は、保険を選ぶのに時間をかけたくない、と多くの人々が思う、もっと直接的な理由がありこうした傾向には、いくつか理由があると思います。
どの保険会社もあまり変わりはないと思われていたことがあります。
保険商品を提供する保険会社は、その社会的効用(国民福祉)・社会的責任から、いわゆる業法(保険会社法)による免許を必要とする事業会社であり、行政のお墨付きという高い社会的信用を勝ち得てきました。
したがって、消費者の側からすれば、どの保険会社を選んでも大丈夫なのだろう、という考え方が定着していました。
これは、「保険会社」を選ぶために、時間をかけなくてもよいという消費行動をもたらしました。
どの保険商品も同じと思われていたことがあります。
これは、実は最近にいたるまでは、一般論としては決して間違っていない事実認識でした。
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